人事労務 事例
人事労務 事例

人事労務管理とは?

  人事労務管理とは、企業の経営資源のヒト(労働力)・モノ(生産手段……設備や原材料など)・カネ(資本)の3要素のうち、ヒトを対象とする管理活動である。ここでの「管理」とは、自ら意思を持ち活動する人間を、企業目的の達成のために制御・統制することである。

黒田・関口他『現代の人事労務管理』による区分

<人事管理(personnel management)>

□雇用管理

採用、配置、職務分析、人事考課など。良質な労働力の確保や適材適所の配置を目指す。

□作業管理

時間研究・動作研究、職務再設計など

□時間管理

労働時間制度(変形労働時間制など)や休業・休暇のシステムの構築など。

□賃金管理

職能給、出来高給、年俸制、退職金、各種手当など、賃金制度に関する管理。

□安全・衛生管理

労働災害や従業員のモチベーション低下を防止することを目的として、職場の労働環境の改善や、従業員の健康管理を図る。日本においては、労働安全衛生法にて、事業者に衛生管理の実施を義務付けている。

□教育訓練

研修、OJT、ジョブ・ローテーション、資格取得勧奨等の自己啓発推進など。労働力の質を向上させる。


<労使関係管理 (industrial relations)>

□労働組合対策

団体交渉、労働協約など。労使協調体制を目指す。

□従業員対策

福利厚生、苦情処理制度など。従業員個々人の不満を取り除く。

【ウィスペキア フリー百科事典より】

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「始末書」の提出を拒否された場合は、どうしたら良いでしょうか?

始末書を提出させることの意味には、次の二つの観点があります。

@不祥事について、「本人直筆による事のてん末に関する書面の証拠を確保する」

A不祥事に対する本人の謝罪に意や、「二度としない」旨の誓約をとること。

Aの謝罪文・誓約文をとることに関しては拒否することは可能ですが、「始末書の提出」そのものを拒否することは、業務命令違反として、懲戒処分の対象にすることは可能っです。

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