
※ 経営者が期待する「成果」とは何かを明確にし、管理職が共有することが前提です。
ドラッカーは、組織の成果をあげるためには、次の3点が重要だといいます。
@問題ではなく、機会に目を向ける。
A 人の強みを引き出し、人の弱みを無意味にする。
B 今日必要なことと将来必要なことのバランスを取る。
マネージャーになると、意思決定に悩みます。ドラッカーは答えを見つけるより、問題を明らかにすることの大切さを挙げます。議論に移る前にまず問題の所在を関係者でしっかりと共有し、「その問題に着手することのコンセンサス」を得ることが重要だと言います。
マネージャーが部下に対して「権限」を持つ正統性は何なのでしょうか?ドラッカーは、組織社会における唯一のリーダー層がマネージャーであり、組織を率いて成果を上げること、人の強みを生産的なもの、公益のものにすることこそがマネージャーの社会的な使命であるとします。その社会的使命と責任を全うするために、必要な権限を与えられているというのです。
〜就業規則・労務相談は、
小金丸人事労務オフィスへ〜
816-0811 春日市春日公園1-12-205
TEL092-401-7701 FAX092-405-5167
